年内は12月27日(金)までの営業となります。新年は1月6日(月)より通常営業いたします。
同期間、WEB SHOP も休業となりますのでご了承ください。
皆様良いお年をお迎えくださいますように。
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イギリスにSOWTER というオーディオ・トランス・メーカーがあります。1941年創業で、オールド・ニーヴなどのビンテージ機器の互換トランスで有名なメーカーです。それ以外にも各種のトランスを作っているので、音質はどんなものだか試してみたくなりました。トランスの場合、f特とか歪率とかスペックからは音を想像できないので、実際に聞いて評価するしかありません。マイク・アンプを試作してみました。
SOWTERは日本国内には販売代理店がありませんが、海外に通販もしてくれるのでホーム・ページから購入しました。トランス単体の値段はたいしたことないのですが、イギリスからだと送料がバカになりませんね・・・
入力には LL1538 の対抗として 4935 をチョイスしました。このトランスは巻線比 1:7で最大レベルが +12dBuです。巻線比で言うと LL1530 同等品です。
出力用には、プロ用では最大出力レベルは+24dBu以上は欲しいところなので、5069 くらいしか選択肢がありません。しかし 5069 はケース・サイズが高さ44mmなので、1Uケースに入りません。改めてLUNDAHLのコンパクトさが際立ちます。
EIA-1Uケースに入らない、さりとてEIA-2Uにしたら内部はスカスカの予感・・・。となると、ケースを focusrite の ISA のような形状にするのが無難でしょうか。ラック・マウントできないとスタジオのコントロール・ルームでは収まりが悪いのですが、とりあえず視聴用の試作ということで妥協しましょう。
回路図は公表するほどのものでもない、教科書どおり(笑)の回路です。