EIAJ CP-1201と IEC 60958 のこと

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弊社WEB SITE のコラムはちょこちょこと加筆修正しているのですが、今回はAES/EBU規格についての解説を大幅に増やしました。

改めて EIAJ CP-1201 を読み直しながら、現在の状況を確認するためにいろいろ調べたら、けっこう執筆当時と状況が変わっていてビックリしました。

まず EIAJ CP1201 が廃止になっていたこと。EIAJ (現在のJEITA)としては、国際規格である IEC 60958 (旧 IEC 958)と重複するのは避けたいということで廃止としたようです。今後は日本のメーカーも IEC 60958 に準拠を求められるということでしょう。

さらに「ひとつの規格書にふたつの規格」と言われ続けていた IEC 958 が60958と名称を変え、デジタル・オーディオの一般仕様が60958-1、リニアPCMオーディオの民生用(いわゆるSPIDF)が60958-3、業務用(いわゆるAES/EBU)が60958-4 と分冊になったこと。これでスッキリしました。

ちなみに 958 が 60958 になったのは、単に IEC 内の規格番号体系の変更だそうです。それと「60958-2 は?」と思われるでしょうが、-1,-3,-4 の内容が固まった時点で廃止になっています。どんな内容だったかについては既に “参照不可” で確認のしようがありません。

ということでさっそくJSAで購入しようとしたら、60958-1(邦訳版)が¥24,000.、60958-3(邦訳版)が¥44,064.(!)、そして60958-4(英語版)が¥18,970. (いずれも税別)となかなかよい値段です。JEITAの規格書は数千円で買えたのに・・・

まあ規格書なんて大量に売れるものでもないし、逆に必要な人はいくら高くても買わざるを得ないので仕方がない部分もありますね。